シロネギの栽培 全8種 2024年

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シロネギの栽培について

地元の塩浜地区では何十年も前からシロネギ(根深ねぎ)を栽培しています。
砂地土壌という環境に適した作物ということもあり、
他産地に負けない品質のネギをつくることができます。

市場では「和白ねぎ」という名称で流通していますが、
生産者の高齢化や離農などで生産量は減ってきており
なかなか目にする機会がないかと思います。

一言にシロネギと言っても品種は沢山あり、
地元では特定の品種に拘るのではなく、
美味しいシロネギをつくるため色々な品種の栽培に
取り組んでいます。

今回の栽培では、主力品種を「名月一文字」「関羽一本」に絞り
それ以外の品種は少量で試験栽培をします。

夏ネギの栽培

栽培初期の写真等の記録が残せていなかったので簡素なものになっていますm(__)m

夏ネギの品種は「羽みどり」となります!

作業の流れとしては、

  • 苗の抜き取りと調整(根切りと不要な葉落とし)
  • ネギロケットで穴を空けて、苗を植える
  • 軽く土寄せ
ネギ苗を抜いているところ
定植後のネギ苗
定植後 土寄せをした様子

春にかけて菌などにより病気にかかる可能性が高まるため、
防除作業を行います。

使用する農薬は「シグナムWDG」という商品です。
さらに今回は液肥を混合して防除と追肥を同時に行います。

防除の詳細については以下の通りです。

  • 使用する薬剤と液肥を準備します
  • 計量バケツで指定の希釈倍率で調合してよく混ぜる
  • 背負い式の散布機に入れる
  • ネギの葉に散布する
防除工程

※液肥は「リキダス」を200倍に希釈して使用。
※本来は展着剤を使用した方が良いですが、入手できなかったので今回は不使用です。

定植から約50日が経ったので土寄せを行います。
気温が高くなると土を被せるのが難しくようなので、
今のうち土を寄せてネギが長く成長できるようにします。

ネギ用管理機

土寄せにはネギ用の管理機を使用します。
まだ購入できていないので、先輩農家さんの機械をお借りしています。

土寄せ2回目

管理機で土を飛ばしていくのですが、
思うように飛ばないので意外と難しいです。
上手くできなかったところは後から手作業で直しています…

冬ネギの栽培

少々お待ちくださいm(__)m

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