◆◇◆◇栽培データ◇◆◇◆
【品種名】ロマリア
【播 種】
1回目:3月13日
2回目:4月4日
【定 植】
1回目:4月19日
2回目:4月28日
【基 肥】
・鶏ふんペレット
・AGフミン酸(土壌改良資材)
【追 肥】
・リキダス…1回(5/3)
・マイガーデン…1回(5/3)
・有機100%プラス アミノ酸入り…1回(5/17)
・菌の黒汁…1回(5/17)
【農 薬】
・除草剤…不使用
・殺虫剤…不使用
・殺菌剤…不使用
【その他】
・マルチビニール使用
ロメインレタスとは??
ロメインレタスのロマリアはイタリア原産で、立ちチシャとも呼ばれるレタスで、砲弾型に軟結球する特徴があります。甘みと苦みがあり、葉は厚くしっかりしていて、葉先はやわらかく、葉脈はシャキシャキとした食感があります。ローマ時代から食べられていた歴史もあり、日本ではシーザーサラダに使われることが多いそうです。
玉レタスとロメインレタスの栄養成分を比較すると、
玉レタス:食物繊維が1.1g、ナトリウムが2mg、カルシウムが19mg、マグネシウムが8mg、β-カロテンが240μg、葉酸が73μg、ビタミンCが5mgであるのに対し、
ロメインレタス:食物繊維が1.9g、ナトリウムが16mg、カルシウムが29mg、マグネシウムが12mg、β-カロテンが510μg、葉酸が120μg、ビタミンCが8mgです。【 ※日本食品標準成分表(七訂)/可食部100g当たり 】
2倍とまではいきませんが、通常の玉レタスよりは栄養が良いみたいですね。
今回は葉物をラインナップに入れたかったので、ロメインレタスを選びました。
結球する野菜の栽培経験は少ないですが、頑張って育てます!
播種(種まき)
最初の播種はハウス内で育苗するため、
時期はちょっと早めです。
初めての栽培なので様子をみて、
24ポットだけにしています。
残りは時期をずらして播種していきます!
【播種 第二弾】
9cmポットでなくても良さそうなので、
セルトレイで播種してみました!
発芽も1週間で9cmポットと変わらないですね。
発芽
【発芽から定植まで~】
播種から約1週間で発芽しました!
発芽率はとても良いですね。
発芽から約2週間です。
虫食いや病気もなく順調に育っています。
記録がなくて申し訳ありませんが、
もう少し大きくなったタイミングで間引きをして
間引きした株は別のポットに植え替えています。
第2弾の生育状況
セルトレイの育苗も順調で
発芽から1週間で良い感じになりました。
植付け準備
まずは基肥となる肥料をつくります。
今回は、発酵鶏ふんペレットと腐植酸を混ぜたものを
畝の表面に散布して軽くかき混ぜます。
砂地土壌のため、このような手法で
肥料を使用しています。
通常のやり方でも良いのですが、コストに対して
肥料の効果が期待できないのと
過去の実験から生育に大きな違いが出なかったので
作物によってはこの手法でいいのではと考えています。
最後に黒マルチを張って完成です!
ちなみに機械がないので全て手作業です…
定植(植付け)
根張りも良い感じですね!
このぐらいで定植すると安心です。
間引きした株は少し色が薄いですが、
なんとか大丈夫そうです。
砂地にうまく活着することを願います。
・追加の定植
第二弾の定植は少し早かったかもですが、
天候の関係で定植しました。
なんとか活着はしそうですね。
追肥について
・リキダス
このリキダスという商品は、植物の生育に必要な養分の吸収を高めるコリン、フルボ酸、アミノ酸、各種ミネラルを配合した活力液です。
・マイガーデン
マイガーデンは窒素 9:リン酸10:カリウム5が含有している
液体肥料ですので、野菜の基礎栄養素の補給になります。
・有機100%プラス アミノ酸入り液肥 + 菌の黒汁
この液肥は園芸店が販売している商品です。
他の商品とは違って有機質の匂いがしますね。
菌の黒汁は微生物系の資材ですが実は透明です(笑)
追肥の仕方としては、希釈した噴霧器で
株と葉にかけていきます。
葉物ですので表面に残留しないように
追肥は生育中期のみにしました。
生育から収穫まで
定植から約30日で大きくなってきました。
虫の被害などもなく順調ですが、季節的に結球するかどうか…
1週間ほど経ちましたが、結球しそうにないので収穫していきます!
切った株の断面から乳液という白い汁が出てきますが、
これは時間が経つと赤くなっていきます。
鮮度100%の証ですね。
少し小さめですが無事に収穫完了です!
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