◆◇◆◇栽培データ◇◆◇◆
※2024.7.15現在
【品種名】ピー太郎
【播 種】3月13日
【定 植】6月11日
【基 肥】
・牛ふんペレット
・鶏ふんペレット
・AGフミン酸(腐植酸)
【追 肥】
・リキダス
・マイガーデン
・有機100%プラスアミノ酸入り液肥
【農 薬】
・除草剤…不使用
・殺虫剤…不使用
・殺菌剤…不使用
【その他】
・菌の墨汁(土壌改良資材)
・メネデール(活性剤)
ピー太郎とは?
ピーマン嫌いな子どもも大満足!食べやすいピーマン新品種登場!
苦みや臭いを抑え、ジューシーな果肉が特徴。
栄養価もアップし、ビタミンC・カロテンたっぷりの品種です。
見た目も少し細長い形でどんな味がするのか楽しみですね!
播種
ハウスのスペースを借りることができたので、
早めの播種で苗を育てていきます。
発芽
発芽時期に関しては写真を撮り忘れたため
おおよそ10日くらいだと思います。
発芽率は良い感じですね!
これなら1粒植えでも良かったです。
間引き
ピーマンは木みたいに成長するので、早い段階で間引きをして1本仕立てにしていきます!
そして試しに移植します。
間引きする前の苗の様子です。
ちょっと成長が遅いので間引きした芽はダメかも?
根も残しつつ間引きして移植できました。
これで苗も2倍になって良いです。
圃場の準備
苗を育てている間に圃場の準備です。
今回は砂地圃場ではなく普通の畑地で栽培します。
2年前にポタジェとして使用していましたが、1年間なにもしていなかったので荒地になっています。
まずは草刈りです!
スッキリしましたね。
次はトラクターで耕運します!
ようやく畑らしくなってきました。
次は基肥を投入して土づくりをします。
砂地じゃないっていうのは素晴らしいです(笑)
基肥の設計は、牛ふん・鶏ふん・フミン酸を散布して有機質の補給です。
肥料をいれると土の色が変わってきますね。
この状態で1ヵ月ほど寝かせて、最後に軽く耕運して完成です。
まだ管理機がないので手作業です!
慣れたとはいえ地道な作業ですね。
最後に畝を整えて完成です!
あとは定植を待つのみ!
定植
ピー太郎の育苗記録です。
気温が上がらないせいか?成長が遅いですね。
初めての栽培なのでイマイチ分からないです…
播種から57日が経ちました。
大きくなってきて、一番花が咲いている苗もあります!
花も咲いてきたので定植をしました!
根張りも悪くなさそうです。
実が大きくなってきました。株の成長を優先するため基本的に一番果は摘果するのでコレは取り除きます。
フラワーネット設置
ピーマン類は風によって株が倒れたりしやすいので対策をします。
やり方は色々とありますが、今回はフラワーネットを使ってみます!
コストを抑えるために簡素な設備になっています。
これで何とか持ち堪えられると良いのですが…
追肥について
使用している追肥を紹介します。
・有機系の液肥
平田ナーセリーさんが販売している液肥です。
※使用頻度は生育期で1週間に1回程度
・マイガーデン
マイガーデンは窒素 9:リン酸10:カリウム5が含有している
液体肥料ですので、野菜の基礎栄養素の補給になります。
※使用については生育状況をみながら
・リキダス
植物の生育に必要な養分の吸収を高めるコリン、フルボ酸、アミノ酸、各種ミネラルを配合の活力液です。
※使用頻度は有機系液肥と合わせて約1週間に1回
・ 菌の黒汁
土壌環境を良くするのに必要な菌を入れることで、有機質の分解などを行い土壌の改質を行います。
※使用は1回程度
・メネデール
植物に不足しがちな鉄分を補給します。
※使用頻度は生育初期と生育状況をみながら使用
生育と収穫
定植から約30日で収穫できそうな大きさまでなりました
まだ少し小さい気がするので、もう少しだけ待ってみます
シュッとした実が膨らんできました!
長さも太さも申し分ない大きさになりました!調べた情報ですと先の部分にひび割れが出たものが一番の食べごろのサインらしいです。
そのまま生で食べてもピーマン独特の苦みはなく甘みがあります。
甘さに関してはフルーピーレッドやパプリカとは違って、ピーマン寄りの甘さなので
これはこれで美味しい品種でした。
さいごに
ピーマン系は初めての栽培でしたが、無事に収穫できました。
今回はコストを抑えて、仕立て管理もかなり簡素なもので育てましたが、
生育中の病害虫もなかったので良かったです。
ただ、猛暑と雨不足による影響で実が大きくなる前に完熟が始まって変色したり、
日焼けによる黒色化が発生したりと思ったようにはいきませんでした。
それでも他の品種よりは暑さと乾燥には強いように感じたので、
対策すれば何とかなりそうですね。
味も甘くて美味しいので来年も栽培の候補になりそうです。
それではまた!
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