今日は昨日ほどの暑さはなく、風も吹いているので日陰にいれば涼しい気候です。
それでは今日の水質分析結果を見ていきます。
表を見ると分かりますが、地点によってEC値のバラつきが大きく出ております。
原因を考えると、放水していた地点と未放水の地点で異なる結果が出ているので、
配管に残っていた水を採取した可能性が高いと考えました。
正直めんどうだなと思いましたが、ここが分岐点なのでしっかりデータを取って
真相を突き詰めなければと再分析にいきました。
【再分析】
①および③地点で5分ほど放水後、再度採取しました。
その他の地点も念のため再分析を行いました。
その結果がコチラ
予想通り配管の水が残っていたようです。
これでひとまず塩分濃度が正常値に戻ったと判断できたので一安心です。
今回のEC値の推移をグラフにするとこんな感じになりました。
EC値の異常値が見つかり、対応してから約1週間ほど経過し元に戻ったので、
やはりすぐに戻るわけではなく1週間ほどの時間を掛けて濃度が薄まっていくということですね。
今回の件により農業用水がどこから来て・どこに貯水されていて・どのように管理されているか
一通り知ることができたので、結果的には良かったですが
次に同じような事が起きた際にすぐに対処できるように定期分析や事前に予知できるような
判断材料を考えていかなければなりませんね…
とりあえず1週間ほどは継続して分析してみます。
それではまた!
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